【捧】 11画 扌(8) 準1級
[音] | ホウ |
[訓] | ささげる |
かかえる |
《意味》
【捧げる】ささげる
「奉げる」とも書く。
【捧持】ほうじ
高くささげ持つこと。
多く、ありがたいものに対して行う、うやうやしい態度をいう。
【捧呈】ほうてい
目上の人や身分の高い人に物を手でささげもってさしあげること。
「天皇に国書を捧呈する」
【捧読】ほうどく
手にささげ持って読むこと。
「宣命を奉読する」
【捧腹】ほうふく
腹をかかえて大笑いすること。また、そのさま。
「抱腹」とも書くが、誤用が慣用化したもの。
【捧腹絶倒】ほうふくぜっとう
堪え難いほど笑うさま。腹を抱えて大笑いすること。
「捧腹」は腹を抱えて大笑いすること。「絶倒」は笑い転げること。
「捧腹」は「抱腹」とも書くが、誤用が慣用化したもの。
「呵呵大笑」「捧腹大笑」
【西施捧心】せいしほうしん
病に悩む美女の様子。
また、考えもなしに人の真似をしても、物笑いになるだけであるということ。
猿まねをして失笑を買うこと。
春秋時代、絶世の美女西施は胸に持病があり、胸を押さえ眉を顰めて苦しむ様子がまた美しかった。これを見た醜い女が真似てみたが、皆怖がって逃げ出したという故事から。
「西施、心を捧ず」が書き下し文。
「効顰(ひそみにならう)」